2013/05/03
どんなものを食べるべき?
こちらで紹介したバシャールの話と似ているかもしれませんが
今日はエックハルト・トールが話す 日々の食事の選び方です。
<質問者>
食べものとスピリチュアリティーが
どのように関係するか
詳しく教えていただけますか?
特に不殺生という考え方についても
お聞きしたいのですが。
<エックハルト>
私は決して
「このような食生活にすべき」
「あれを食べてはいけない」
などという言い方はせず
「『いまここ』にいる状態で
食べものを選ぶようにしてください
そうすれば自然と
ふさわしいものを選ぶことになりますから」
と説明しています。
正しい選択は
外側から与えられるものではなく
私たちの内側から起こるものなんですよ
ベジタリアンであるとしたら
それは素晴らしいことですが
だからといって必ずしも
スピリチュアルということにはなりません。
自分がベジタリアンだということに
自尊心をくっつけていたりしたら
かえって目覚めの妨げになるでしょう。
そういえば以前
あるベジタリアンの人に対して
「ヒトラーはベジタリアンだったんですよね」
という話をしたところ
ショックを受けていた様子でした
その人は
「ベジタリアンの自分は崇高な人間」
というようなイメージを強く持っていたんですね。
そう、ヒトラーはベジタリアンだったんですよ。
理由は詳しくは知りませんが。
周りの人がチキンスープを食べているのを見て
「鳥の死体のスープを食べるなんて」
などと言って見下していたそうです
何を食べればいいのか
正しい答えは
あなたの中から湧き出てくるんですよ。
しっくり来るもの、
抵抗なくスッと受け入れられるものを
選んでください。
イメージするだけでも分かるでしょう。
私は時々スーパーなどに買い物に行くと
売り場に並んでいる食べものを眺めて
それが自分の体の中に入ってくるところを
イメージします
そして体がその食べものを
スッと受け入れるように開くか
あるいは拒絶するようにして閉じるか
感じてみるのです。
このように体の感覚を頼りにすると
より簡単に分かりますよ。
頭で考えても
本当に何を食べればいいのかは
分からないものです。
頭は単に
「あれ美味しかったなぁまた食べたい」
などと言うだけですからね。
頭で考えて食べることは
過食につながることもあります。
過食は
精神的な欠乏感を満たそうとする心理が
外側に表れたものです。
欠乏感を感じているのはエゴなんですけどね。
私たちのエゴは
「私は満たされていない」
「自分は不十分だ」
「もっと必要だ..」
という感覚の中で生きていて
それが
体が求めている以上に食べるという行為に
つながる人もいるのです。
「もっと欲しい」と言っているのは
本当の自分ではないと気付くようになると
これも克服できるでしょう。
あなたの体の感覚を頼りにすれば
あなたが食べるべきものを
正しく選ぶことができるのです。
重要な答えはすべて
自分の中からやって来るのですよ
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これもスピ系の方たちの大問題ですね。
感謝すれば何でも食べていい、という先生と
肉などに注意しなさい、という先生と。
私自身、卵の乳を避けているのですが、
それでも、食べてみたいときは
お祈りして食べてます(笑)
エックハルトさんのお話はシンプルで
わかりやすくていいね。
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��hikarikoさん
こんにちは。
そうですね、実際に日々生活していく上で
多くの人が迷ったり混乱しがちなことかもしれません。
健康やダイエット、美容など身体的な面でも
「こんな食生活をすれば、こうなる」
なんて一概に言えることなど何もないので、
精神性に関してはなおさら、
そんな単純なことではないと感じています。
口から入れるものだけでなく、
目や耳から入って来るものの影響も大きいですからね。
でも自分の内側に目を向けるとシンプルで
自分だけの答えがあるというのは
昨日のアジャの話と同じですね(^∇^)